~13~
宣伝といっても、私にはそれにかけるお金がない。
とりあえず、すぐ出来るものとして、手書きのチラシを
お願いして貼ってもらった。
なんてアナログな、私。
しかし、これでも意外に客数がアップした。
貼って頂いた、お店のかたや、チラシを見た方など。
侮りがたし、チラシの裏紙。 ( ̄ー ̄)
そして、ある日とある、有名雑誌に私のお店が紹介された。
これは予想だにしなかった出来事である。 (〇o〇;)
ただのチャンス?。
今はすっごい忙しい。
目も手も足も体も回るぐらい。 \(◎o◎)/!
昔ほど、雑貨を手にとって眺めている時間はないけれど
私は大好きな雑貨の仕事をしている。
よかった!Happyと大きな声で言える。
o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o <ハッピー Yeah!
昔、何かの漫画で書いてあった。
チャンスの神様は頭の後ろが禿げていると。
通りすぎた後に、掴もうとしても禿が滑って捕まえられないらしい。
チャンスを捕まえたいのなら、前髪をがしっと掴んで、思いっ切り引っ張れと!
残り少ない髪を抜かれては たまらんと自分のほうに転がりこんでくるらしい。
かわいそうな神様。
私がいつのまに、そのかわいそうな神様の前髪を、むんずと掴んでいたか知らないけれど
確かにチャンスはやってきたみたい。
昔の私は、何度もネガティブな考えをもっていた。
「このあたりでいいなじゃい?」「充分満足だよ」
それを実行していたら、どうなっていたのだろう?
それはそれで人生だと思う。
行き着く先は同じ?そんなの分からない。私は二人、三人ではないもの。
今の私が歩いている道、それが私の道。
「あの時」そんなこと考えていたら、前向けないじゃない。
たぶんね、ポジティブに考えていれば、
私のかわいい香りに釣られて普通より多くかわいそうな神様が、前を通ると思うの。
ほら!前を向いてなくちゃ、掴みそこねるよ!
よし、思いっ切り引っ張れ! (/^-^/(T_T )
~Fin~
~エピローグ ~